キャンパスライフ

学校周辺・附属だいいちこども園の春

2020-04-03

 

『観音の 大悲の桜 咲きにけり』 正岡子規

観音さまの寺の桜が咲いたよ、ということですが、「大悲」という言葉にこの句の味わいがあります。
「大悲」とは、観音さまの心「大いなる思いやり」ということで、共苦や同悲ともいい、
さかのぼれば「一緒に泣く」「共に震える」という意味をもつ言葉なのだそうです。

本学周辺や、附属のだいいち幼稚園・保育園の桜は、今満開に咲き誇っています。
保育園の子どもたちはその桜の下で、舞い落ちてくる花びらを拾って楽しく遊んでいます。

本来であれば、ここに晴れやかな表情の新入学生と、新2年生も学校生活をスタートしていたことを思うと、
現在の日本の現状、世界の状況に心を痛めるばかりです。

毎年心を和ませてくれるこの桜の一本一本に、観音さまの働きがやどり、暗い世間に少しでも明るい兆しが見えますように。