本学の特徴
こどもの個性を育てる保育者へと導く理想の教育を実践
福岡こども短期大学は、1975年開学以来、「保育・幼児教育」ひとすじ。
九州最大の入学定員220名を誇る「こども教育学科」を有します。
建学の精神「個性の伸展による人生練磨」の下に、学生一人ひとりが持つ特性・得意分野を大切にし、2年間の学びの中から、将来のこども教育・保育の向上に貢献する人材を養成します。それと同時に、学生のみなさんが、将来、こどもの個性を大切にすることができる保育者になれるような教育にも取り組んでいます。
これらの教育の基本理念を基に、福岡こども短期大学では、次の3つの方針を示しています。
アドミッション・ポリシー (入学者受入れの方針)
福岡こども短期大学では、以下に示す意欲や姿勢を持った人の入学を期待しています。
- 保育・教育の専門家を目指す中で、自分自身の個性を伸ばそうとする意志を持っている人
- こどもの個性を大切にしようとする姿勢を持っている人
- 他者を思いやり、協力しようとする姿勢を持っている人
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
福岡こども短期大学では、学生が、保育者の実践の基本となる、「きづく」・「かかわる」・「みがく」という3つの要素に関連する資質・能力を高めることができる教育を行っています。
この教育を学ぶことによって、保育士資格と幼稚園教諭二種免許状を取得できます。
さらに、希望者は、一定の条件を満たすことによって、養護教諭二種免許状または小学校教諭二種免許状のどちらかを取得することができます。
福岡こども短期大学の教育の具体的な特徴として、専門科目のなかに、保育者としての個性の発見および伸展を目指す科目である「伸展科目」を設置していることが挙げられます。とくに、「伸展科目」のなかの、保育・教育を探究する「幼児教育研究会」を基盤とする科目は、学生が自身の個性やこどもの個性と向き合う時間であり、福岡こども短期大学の教育を象徴する科目となっています。
そのほかにも、福岡こども短期大学の教育の基本理念を実現するために、学生の主体的な学習参加を促す授業の実施や、学生の学修成果をきめ細やかに評価するための複数の評価の実施を行っています。
ディプロマ・ポリシー (学位授与の方針)
福岡こども短期大学では、卒業要件を満たしたうえで、以下に掲げられている資質・能力を身につけることができた学生に対して、短期大学士(こども教育学)の学位を授与しています。
- 保育者としての基本的な知識・技術を習得し、保育者自身の気づきを働かせながら、こどもの多様性を理解することができる。 【きづく】
- こどもの発育・発達やこどもを取り巻く環境の理解に努めながら、指導計画の中で保育者として臨機応変にかかわることができる。 【かかわる】
- 保育者としての個性をみがくために、探究したいテーマ(生涯にわたる課題)を持つことができる。【みがく】